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社長対談
ハッピーカムカムでは毎月各業界で活躍している若手社長vs当社社長との対談を4回連載で
掲載します。
今月の社長対談は株式会社T-Spec 財尾 薫社長がゲストです。
財尾薫社長との対談で今回は2回目になります。
「財尾社長の起業のきっかけとは?と女性と男性が融和できる社会を目指して」をメインテーマにしております。


  大前 美翔
(株)ハッピーカムカム代表取締役CEO

衣食住遊知のこだわりのライフスタイルを提案する会員制倶楽部「プルミエール倶楽部」、結婚紹介サービス、今後「究極のブラッシュアップの展開予定」
財尾さんにもプロデュースをサポートいただく。

財尾社長の起業のきっかけとは?

大前●モデルとして活躍していた財尾さんが、その後どのような経緯で起業されたのですか?

財尾●はじめて会社経営に関わるようになったのは19歳のときです。父が倒れ、私が家業を継ぐことになったんですよ。

大前●突然、19歳にして経営の世界に飛び込むことになって、戸惑うことも多かったのでは!?

財尾●ええ。もっとも悩んだのが、従業員をいかに上手く動かすかということ。経営って、効率的にお金を動かすこと、つまりマネーフローが大切だと思われがちですよね? でも、実際社長という立場になってみて、経営とはつまり人を動かすことだと実感しました。ただ、マネーフローを教えてくれるセミナーや本はあっても、その根本である人にフォーカスをあてたものが少なかった。そこでいろいろ探しはじめ、32歳のとき「ハバード経営技術」に出会ったんです。6年ほどかけてその経営ノウハウをしっかり勉強し、そして5年前に経営コンサルタントとして起業しました。

大前●財尾さんは日本ではじめてのハバード経営技術の公認コンサルタントなんですよね。日本ではまだハバード経営技術について広く知られていないと思いますので、少しご説明いただけますか?

財尾●米国の作家・教育者であるL・ロン・ハバート氏が提唱した経営ノウハウで、個人や少人数のグループ、大企業などすべての組織に適用できるんです。たとえば「豊富なエクスチェンジ」という概念があります。ビジネスにおいては等価交換が基本ですが、ハバード経営技術では自分が与えられるもの以上に価値のあるものを相手に与え、大きな満足感を得てもらおうという考え方をします。一見逆説的ですが、ビジネスで成功している人たちは無意識に行っているノウハウなんです。コンサルタントとしてこの経営技術をより多くの方に伝えていくことで、世の中を少しでもいい方向に変えていければと思ったんです。


株式会社T-Spec
財尾 薫社長

ハバード経営コンサルタント
裏千家茶道師範。
14歳からモデルの仕事を始め、19歳から飲食店経営に携わりその後見聞を広めハバード経営技術に出会い知識を広め各分野でプロデュースを手がける一方、マナーセミナーをはじめとする多くの講演活動を行っている。
女性と男性が融和できる社会を目指して

大前●財尾さんが理想とする社会や企業像とは、どんなものなんですか?

財尾●男性と女性がお互いの性を理解したうえで融和している社会や企業かな。

大前●分かります! 今の社会って、やはり男性が作り上げたものだから、女性にとって理不尽なことが多いですよね。実は私が社長秘書から社長に転進して、まったく逆のステージを歩むようになったのも、今の社会における女性への理不尽さを改善したいと思ったからなんです。

財尾●どんなきっかけで、そんな思いを抱くようになったんですか?

大前●まだ社長秘書をしていた頃、同じ会社の財尾 薫社長ある女性社員が結婚して妊娠をしたんです。その彼女に対し、会社は「辞表を書きなさい」と言ったんですよ。私、彼女から相談を受けて、社長に直訴してしまったんです。そんな行動、社長秘書としては失格ですが、どうしても黙って見過ごせなかったというか。

財尾●正義感ですよね。

大前●私、正義感の塊みたいな性格で、思いのままに突っ走ってしまうことがよくあるんです(笑)。おかげで彼女は会社に残ることができましたが、代わりに私が辞めることになりました。

財尾●でも、大前さんのことだから、後悔はしてないですよね?

大前●はい。自分自身が納得して行動したことだから。それで思ったんです、「今の社会が女性にとって働きにくいなら、自分で起業して変えていくしかない」と。

財尾●それも分かります!ただし、今までの社会は歴史的に見ても「男性が作りあげた社会」ですものね。そこに女性が参加させてもらっているというのが状態だから、当然歪みが生じたり、女性がなじめない問題が出てくる。とはいえ「男性は間違っていて、女性が正しい」と一方的に思い込んでしまうのもちょっと違うし。女の人が自分のリアリティを男性社会に押し付けても、何の解決にもならないですからね。

大前●そう。だからこそ「融和」なんですよね。

財尾●男女の差別化という意識ではなく、日本の社会をここまで成長させてくれた男性に対して「ありがとう」という感謝の気持ちを持ちつつ、「社会を形成している役割を女性も果たしているんだよ」ということを自覚しながらその姿勢を見せていく。今の日本社会に必要のは、『女性が女性らしく活躍できる領域』を広げていって、“男性が作ってくれた社会”にお邪魔して居続けるのではなく、“日本人(男・女)が融和した社会”になることだと思います。

 

女性にしかできないこともある

大前●でも、まだまだ融和しているとは言えないですよね。私も、女性社長というだけで、逆風もあったりしますから(笑)

財尾●あと、ちょっとお金を出せば女性はついてくると思って、女性を見下している男性もすごく多い。私自身、男性からそんなことを言われたことがありまして……(笑)。だからはっきり言ってやったんです。「私はお金では動きません。お金で人の心は買えません」と。

大前●でも、そんなくだらない男性を生み出してしまったのも、結局は女性なんですよね。お金になびいてしまう女性がいるから、男も「お金さえあれば何とでもなる」と思ってしまう。まわりに本当に素敵な女性がいれば、きっと男性もそんな発想にならなかったはず。だから、究極的にはすべてが女性次第という気もするんです。

財尾●お互い思い上がってはいけないんですよね、男も女も。お互いを尊敬しあう気持ちが大切で、だからこそ融和力が求められているというか。

大前●男性も、社会進出する女性に対して「女性がでしゃばっている」という見方をするのではなく、「俺たちのできないことをしてくれている」という風にみてほしい。そんな気持ちを持ってくれれば、きっと余計な反発もなくなりますし。

財尾●そうですね。でも、男の人ってプライドが邪魔するのか、なかなかそうは思ってくれないですよね。

大前●きっと頭の片隅では“女性だからこそのすごさ”を感じ取っているはずなんです。でも、それを認めてしまうと、男性としての自分の立場が揺らいでしまうのではないかと錯覚している。単に女性に負けることが悔しいのかもしれません。だから、女性を認めようとせず、お金や権威を持ち出して優位に立とうとする。

財尾●でも、そんなプライドって、男の人特有だと思いません? 私たち女性にはまったくない感情ですよね。

大前●たしかにまったくないですね。だからこそ、これからの時代、女性が変えていかなければいけないと思います。たしかに男性が作り上げてきた社会って私財尾 薫社長たちには真似できないし、すごいことです。でも、これからは男性だけが主導権を握っているのではダメ。私、別にフェミニストではないんですけど、今後は女性も積極的に社会に関わっていく必要があると思うし、そのプロセスの中で男性も女性も真価が問われていくと思いますね。

財尾●男性と女性という資質のまったく異なる人間が、この地球上に住んでいる。そうするとやはり融和が大切だし、融和するにはやはり愛がないとできないですよね。愛ってやっぱり大事。

大前●そうですよ! 私たち自身、愛あってこの世に生まれたわけですし、結局すべてが愛だと思うんです。

財尾●男と女の愛であったり、先ほどの茶道の家元のお茶会のエピソード(第一回対談に掲載)でお話したような一流のための愛、一瞬のための愛。そんないろいろな愛を大切にできたら素敵ですよね。

大前●きっと世の中の人は、そんな「愛」に気付こうとしているんですけど、今は気付くきっかけがないんでしょうね。だからこそ、私たちは仕事を通じて少しでも多くの人に気付きのきっかけを与えてあげたいですよね。

■ 会員ご優待 対談を終えて
4回連載の2回目。
私は前回の1回目の「1本の椿」ですでに号泣しましたが(笑)
そして、恋愛だけでなく、社会においても「男女の融和」って大事だなと思いました。
お互いの「性」を尊重しながら、お互いの役割を担っていけたらと思いますね。
1回目の社長対談はこちら

 
 

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