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理想的な年齢の重ね方
財尾●「人生」への気付きがあった25歳のときも大きなターニングポイントだったんですけど、30歳になるちょっと前に40代の素敵な女性に出会うことができたんです。その出会いも、その後の私の人生に並々ならぬ影響を与えてくれましたね。
大前●どんな方だったんですか?
財尾●当時の私にとっては本当に憧れの存在で。「自分が40代になったら、こんな人になりたい!」とずっと思ってましたね。
大前●身近に目標となる人がいてくれると、自分磨きもより頑張れますよね。私も、財尾さんを見ていると、自分の10年後が楽しみになりますよ。
財尾●ありがとうございます。大前さんに憧れられる40代であり続けるために、私も頑張らないといけないですね(笑)。
大前●よろしくおねがいしいます(笑)。でも今の社会、若い女性にとって、目標となるような年上の女性が身近に少なくなっていると思いませんか? 日本人としての美意識を持っている人が身近にたくさんいれば、日本の女性はもっと素敵になれると思うんですけど。
財尾●たしかに。もともと日本人はすばらしい心と感性を持っていると思うんです。外国に行けば行くほど、そのことを強く感じます。でも、どうして日本人自身は自分たちが本来持っている美しさを大切にしていないのでしょう。これは若い女性にも見られる傾向ですね。国際化、国際化というけれど、結局は表面的な国際化をして、その結果私たちは日本人という自我(スピリット)を失ってしまっている。悲しいことですよね。
大前●日本人が自我を失っている原因のひとつは、やはり教育じゃないですか? たとえば今の教育は国際化という名の下、英語能力の育成に力を注いでいます。でも、どんな言語であっても結局はツールであり、大切なのは「何を伝えるか?」じゃないですか。その核の部分が抜け落ちてしまっている気がするんです。
財尾●そう、それは分かります! 大切なのは、日本人として何を話すか、ですものね。
大前●今の日本はまだ「TOEICの点数や英検の級が高い人=国際感覚のある人」とみられがち。インターナショナルって、そんな語学力的な意味ではないと思うんです。自分が生まれた日本という国のことをよく知って、自分たちの国や文化をしっかりリスペクトできて、はじめて他国の人と対等に話ができると思うし、相手のことを理解してリスペクトもできる。その感覚がある人こそ、真のインターナショナルですよね。
財尾●だからこそ、本当の意味でインターナショナルな人材が育つように、私や大前さんの世代に頑張って頂きたいと思っています。
大前●そうですね。まずは私たち自身が自分を磨いて、若い女性の目標となるような日本人らしい女性になること。
大人になるとは、シンプルにそぎ落としていくこと
財尾●そして、今の社会に文句を言うだけではなく、私たちが社会を変えていく。もしくは未来の新しい社会を作っていくんです。そのためにも、私たちは本物の“大人の女性”に目指していかないとないといけません。自分の中にある無駄なものはそぎ落とし、シンプルで力強い大人の女性に。
大前●単にカワイイとか、カッコいいとか、仕事ができるだけではない。「自分の人生どうあるべきか?」ということを突き詰める“本当の人生”を一生懸命生きる姿を見せてあげられる、それが大人の女性なんでしょうね。
財尾●そのためにも私たちは、今まで以上に日々気付きを積み重ねて、自分を磨いていかなければいけません。お互い頑張りましょうね。
対談を終えて
4回連載の3回目。
まさに私の年35歳。このR35歳からの年の重ね方、そして大人になることはシンプルにそぎ落とすというまさにわびさびを理解されている財尾社長ならではの大人の女性の説得力ある言葉だと思いました。私も素敵な40代、永遠のR35を目指します!
2回目の社長対談はこちら
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